毛利元就の戦の中で有名な「厳島合戦」。
厳島にある宮尾城を攻撃中の陶晴賢(陶隆房)に対して、
毛利軍が奇襲をかけて大勝利をおさめた戦いです。
嵐の夜、毛利軍の評定で夜襲をかけるべきかどうかで
論争が起こります。
嵐が強すぎて船で夜襲をかけることは危険すぎるという意見。
逆に嵐だからこそ敵は油断していてチャンスだという意見。
その評定で、夜襲賛成派の毛利元就が名言を残したと言われています。
人の一生には3つの坂がある。
一つ目は上り坂。
二つ目は下り坂。
そして三つ目は、、、”まさか”じゃ。
この”まさか”の時の人の動きで、
上り坂に押し上げられるか、下り坂に突き落とされるかが決まる。
今この”まさか”を活かす時じゃ。
嵐こそ好機。
”まさか”を逃さずにしたいものです。
※厳島神社写真の出典:http://www.miyajima.or.jp/sightseeing/ss_itsukushima.html